2017年の活動を振り返ります。
2016年から始めたセミナーは2017年も開催、多くの方に直接お会いすることができました。
セミナーの中でも、自主企画「セミナー&コンサート」は大きな経験になりました。2018年以降も開催予定です。
10月に開催されたJimdoのイベント《PAGES》のユーザーストーリーに登壇させていただいたことも、大きな経験でした。
無名の私、人にあまり知られていない職種でありながら、ホームページとSNSを使って輪を広げていったことをお話する機会をいただきました。
演奏活動も前年に比べて多くなり、また2018年2019年には今までにないコンサートの計画も生まれました。
11月に紀州徳川家の菩提寺「長保寺」の《御霊屋コンサート》に出演してきました。
長保寺は一条天皇の命によって作られたお寺で、その後紀州徳川家菩提寺となりました。本堂・塔・大門の3つの国宝となっています。毎年行われる「十夜会」の最後に行われる音楽献上が《御霊屋コンサート》で、今年から私も参加。今年は16代当主が集めた(ベートーヴェンやロッシーニの手書き譜など)が和歌山で公開されるようになり、また、和歌山は大変有名な童謡作家もいるので、紹介していきたいと思っています。私にとって興味深い出会いになりました。
生徒さんとの出会いも多くありました。
セミナーをきっかけに入会された方、コンサートを聞いて入会された方、Webで私を知って入会された方、、、。
そして今年度は「小学校合唱部」の伴奏とアドバイスのお仕事をさせていただいています。
数少ないレッスンでいかに演奏を変えていくか、貴重な経験ができました。
これらの経験も還元していきたいと考えております。
2017年も引き続き保科陽子先生の「ピアノ経営塾」、そして12月から「マスター・クラス」で勉強を続けています。これからも「私」を必要としている方々と出会うため、そして「私の知識・経験」を求めている方々に伝える方法を探してまいります。
※参加者様の声:
今まで漠然と練習してきたが、手順を知ることができたので早速取り組んでみたい。
音楽大学でも学ぶことが無かった内容であり、納得できる内容で、これから自分自身の歌唱と生徒さんへの指導に役立ちそうだ。
※セミナーをきっかけにレッスンを始めた方がいらっしゃいます。
※遠距離からも参加してくださった方がいらっしゃいました。
※必要性を感じている方が多いということを感じました。
※施設スタッフ様より:
普段イベントに参加せず、話しもほとんどしない入所者様も一生懸命歌ったり、指揮をしている姿が見られた。
涙しながら聴いている方もいて、音楽の力は凄いと思った。
※入所者様より:
本当に素晴らしかった。
美しく、楽しい時間でした。
懐かしい歌に涙が出ました。
受講者の声:
水野先生がピアノとチェンバロの演奏により、音色の違いにハッとしました。音楽史のお話も面白かったです。
※入院患者様やご家族様、病院スタッフの方々多数お集まりくださり、ご一緒に歌うコーナーではしっかり歌ってくださいました。大変喜んでくださったようで、音楽が「力」になるのを感じました。
参加者の声:
ホールステージで「響き」「奥行き」を確認しながら歌うことで「変化」が確認することができて、大変面白かった。今後もこのようなチャンスがあるなら参加したい。
鑑賞したオペラ:
R.シュトラウス「バラの騎士」2回
ヴェルディ「アイーダ」
ヴェルディ「リゴレット」
チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」
感想:
オペラ鑑賞のみを目的とした旅。
特に「バラの騎士」はよく作り込まれていて圧巻だった。エンターテイメントとして観客を惹きつけつつ、メッセージもしっかりと伝える・・・企画者としても興味深かく観てきた。
受講者の声:
具体的な手法の説明があり、今後の演奏活動にすぐに役立ちそう。非常に分かりやすかった。
受講者の声:
コンサートやリハーサルだと緊張してわからなかったことが、ステージでのレッスンで具体的に分かった。貴重な機会だと思う。
感想:
これまでも病院ロビーコンサートなどで患者様のお顔が音楽で癒やされていくのを目の当たりにしてきましたので「音楽の力」は感じてきました。
今回は会場で音楽療法に参加もしてみて、「音楽療法」の大きな可能性を感じました。
参加者の声:
勉強会では初めて小ホールステージを使った。歌い方によって「響き」が変わることがよくわかった。
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第1回から企画・演奏に関わっているチャリティー演奏会。今年は大きなホールでの開催で心配したがたくさんの方にお集まりいただき、義援金もこれまで以上に集まった。
お客様の中には、その後に合唱に入団した方もいる。
音楽会に向けての練習で大きな成長がみられた。
コンサートでも落ち着いて演奏していた。
回を重ねるに従ってお客様の数も増え、今回は用意していたプログラムが足りないほどだった。
童謡、唱歌を皆さんで歌うコーナーでは皆さんが大きな声で楽しそうに歌ってくださって感動。
オペラに親しむきっかけにこれからもしていきたい。
感想:
ヨーロッパを想わせるホールでモーツァルトはピッタリだった。
お客様にも好評。
紀州徳川家16代頼貞氏は西洋音楽に造詣が深く、貴重な手書き楽譜や楽器を日本に輸入している。本年貴重な楽譜が和歌山に移され、一般に公開もされている。
まさにタイムリー!
2017年から5年間でコンサート内で頼貞氏についても紹介していきたいと思っている。