モーツァルトの作った「フィガロの結婚」「コズィ・ファン・トゥッテ」「ドン・ジョヴァンニ」のうちのどれが好き?、、と尋ねられたら、本当に困ります。
それぞれ事なった魅力がありますから。
ストーリーの面白さで選んだら「フィガロの結婚」。
オペラになる前に「戯曲」で大成功しただけのことは有ります。
登場人物は多く、だれもが生き生き描かれています。
昔のお話なのに、今でも「居る居る!」「有る有る!」のお話満載!
原作の戯曲を書いたボーマルシェ、そしてオペラの台本を書いたダ・ポンテが天才で、人間的な魅力に溢れた人だったから(優等生ではないです。かなりの放蕩者だったらしい。)登場人物は戯曲の中で、オペラの中で生きているのでしょう。
「フィガロの結婚」はじっくり付き合うとさらに面白みが出てくるので、ゆっくり楽しんでいきたいと思います。
是非お付き合いくださいませ。