いのうえまさと バリトン
山形県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院オペラ科修了。
大学院にて故 U.ガルディーニ、GN.ピリウッチ、S.ローチ、G.クリスチャック、H.M.シュナイトの各氏の指導を受ける。
二期会オペラ研修所第50期マスタークラスを最優秀賞、川崎静子賞を得て修了。フィンランドのヘルシンキにわたり
フィンランド歌曲を学ぶ。
2010年上海万博「第九」バリトンソロを始め、バッハ「ヨハネ受難曲」イエス、ロッシーニ「スターバトマーテル」、
モーツァルト「レクエイム」、フォーレ「レクイエム」、三木稔「レクイエム」などのソリストを務める。
オペラでは藝大定期公演『フィガロの結婚』フィガロ、『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモで出演後、東京室内歌劇場公演
『コジ・ファン・トゥッテ』(故 若杉弘指揮・東京フィル)グリエルモ役で本格的にデビュー。
その後『椿姫』ジェルモン、『マクベス』マクベス、『シモン・ボッカネグラ』シモン、『カヴァレリア・ルスティカーナ』アルフィオ、
『夕鶴』惣ど、『じょうるり』阿波抄掾、『遠い帆』徳川家康など多くのオペラに出演。
2015年NHK交響楽団『サロメ』(デュトワ指揮)に出演。
2017年上海にて上海交響楽団『サロメ』(デュトワ指揮)にも出演。
2015年サントリーホール・ブルーローズにてデビュー10周年記念リサイタルを開催。
声楽を大類雅子、志鎌綾子、平野忠彦、マリア・ホロパイネンの各氏に師事。 二期会会員。